あるものの願い②

 わたしの妄想シリーズ

あるものの願い①の続きをお楽しみください♪


火を上手に扱うようになった「猿」を、

あるものは好ましく思いました。


そこであるものは群れを成す「猿」の情報に、

自分の情報を少量加えました。


すると、

少しだけあるものの「色」に染まりました。


「猿」は集落を作ってその場にとどまる生活へと

変化し始めたのです。


狩りによる生き方から、

自分で食物を育て、

それを循環させる生き方へと変化しました。


それはいままでの「猿」にとっても、

新たに見いだした幸せな生き方でした。

「猿」の心に至福が芽生えたのです。


しかしあるものは焦りました。

なぜならこの一連の作業は、

「いずれこの星を自分のものする」

という考えのもとに行っているので、

「猿」を至福に導くのではなく、

「猿」を自由に操作することがが目的だったのです。


なんとかして、

この生命の営みの安定を崩さなければと、

危惧の念を抱いたあるものは、

自分の情報を「猿」に少量加えました。


すると少しだけあるものの「色」に染まりました。


「猿」は「所有欲」を持ち始め食料や土地を貪り、

集落の規模を増大させることに心血を注ぎ始めたのです。


あるものは面白くなりました。

そして競わせてみたらどうかと考え、

「猿」に加えた情報の「色」を更に濃く染めたのです。


「猿」は貪欲になりました。

そして所有するために争い始めたのです。

小競り合い

奪い合い

偽り、

欲を満たすために不協和な行為を取り始めたのです。


あるものは満足しました。

この一連の作業によって、

「この星を自分のものする」

という準備が整ったのです。


つづく

Samawellbeing

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