染め屋の願い③

わたしの妄想シリーズ

染め屋の願い②の続きをお楽しみください♪


この星を自分のものするという準備が整ったので、

染め屋はその行動に出ました。


自分の情報を加え、

新たに「猿」は、

染め屋の「色」に染まりました。


「猿」は身体的に弱まりましたが、

頭脳の発達により、

「思考」という判断力を得ることになります。


そして、

獣としての「猿」から、

「考え」を持つ「人間」へと進化の道を歩み始めたのです。


けれども、

「人間」はまだまだ無知な者として

存在していました。


突如としてそこへ、

光の存在が降りてきたのです。


光の存在は、

染め屋の思惑を最初から知っていました。


「猿」から「人間」へと進化した時点で、

染め屋の地球支配を危惧し、

光の存在は、

ある導きを試みたのです。


それは、

「思考」という判断力による、

染め屋からの支配を避けるため、

判断の指針となるもの、

つまり

「心」の動きを体感として与えたのです。


それにより「人間」は

「信仰心」を持ち始め、

欲を持ちながらも、

秩序という社会の決まりのもとに、

生活するようになりました。


そしてその信仰心が、

人の心に定まるまで、

光の存在が信仰の対象となるよう、

自ら存在するに至ったのです。


光の存在により、

調和のとれた社会になり、

「至福」とは何なのかを知り、

人の心にやさしさや思いやりが芽生えました。

そして、

競うことから

分かち合う生き方へと変わっていったのです。


つづく

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