エデンの園

今日は「エデンの園」のおはなしをもとに、

二元論とか一元論とかいう哲学について書いてみます。

でも、私自体がそれらを学んだわけではなく、

わたしの妄想と憶測でお楽しみください。。。


一元論

すべてはひとつから成り立つ世界

あなたでもありわたしでもある

すべてがひとつに内在する哲学


二元論

見るものと見られるものがある世界

あなたがいてわたしがいる

対象となるものが存在する前提の哲学。


もともとこの世は一つの「光」から派生しました。

そこに「影を落とすもの」が生まれ、

そこから「色と形」が見いだされ、

今のような世界が誕生しました。


なぜ影が落とされたのか?

影を落とすことで形が現れ、

色彩を放つ世界を楽しみたいから。


だれが世界を楽しみたいのか?

「わたしたち」


そして、

そのための肉体を得ました。


この世の中は、

微細なものから粗大なものまで

「空・風・火・水・土」

この5つの元素で成り立ちます。


これらから成り立つものすべてを堪能するために、

それらの元素に対応する感覚器官、

聴覚・触覚・視覚・味覚・嗅覚の「五感」を与えられ、

それに対して「快・不快」を感ずる「心」を与えられたのです。


その「心」をくれたのが、

エデンの園で、

「知恵の樹の実」を食べるよう促した「ヘビ」だったのです。


それを食べたことで、

「すべてはひとつ」

という感覚が分断され、

「あなたとわたし」

「見るものと見られるもの」

という相対する見方の世界へと変わっていったのです。


それが「一元論」から「二元論」への移行でした。


「一元論」の世界を好ましく創った神は、

知恵の樹の実を食べたアダムとイブをエデンから追放しました。


エデンはすべてが一つに内在するという

一元論の思想に成り立つ楽園でしたから、

地球の内部に在りました。


アダムとイブはそこを追い出され、

地表に住まうことになったのです。


そこは、

昼と夜、太陽と月、相反するものが混在する世界で、

「見るもの」と「見られるもの」を強烈に炙り出す世界でした。


今まで何の違和感も感じなかったアダムとイブの肉体でさえ、

違いが際立ってみえるようになったのです。

二人は慌てて違いを葉で隠しました。


そして、

かれらを追放した神は言いました。


「知恵の樹の実を食べたお前たちには、

肉体の感覚器官が、心にある【快・不快】と密に繋がった。

今までの楽園の生活は【楽】のみであったがしかし、

今後は【苦】と【楽】をともに経験するだろう。

それを逃れる術は、

それらの相反する感覚を、

自分たちの内側に受け入れること以外に方法はない。」


そのようにして、

何かを新たに生み出すときには、

誕生の喜びと引き換えに産みの苦しみが与えられ、

死の悲しみには再生の喜びが伴うなど、

相反するものを受け入れることで与えられるという、

二元論的世界に生きることになったのです。


しかし、

神は憐れみました。

なぜなら人間が「楽」を強く望むので、

与えられる「苦」も強くなり、

そこから新たな「苦」を産むという歪みが生じたからです。


そのため、

神は人間に「忘却」という能力を与えました。


「楽」を求め「苦」の中で死んでいった人間は、

一度「忘却」によりリセットされたのです。

「忘却」によって光から生まれたという記憶すら忘れ、

人間は無知と言う闇に落ちました。


しかし、

闇に落ちたことで、

「光」が闇を照らす道具であり、

たどる道であると歩み始めたのです。


この人間の歩みを見て、

神は一抹の希望を人間に託しました。


人間が徐々に進化を遂げ、

神の道を歩みはじめた時、

神は人間に新たな可能性を与えます。


それが、

過去に人間がたどった道の「追憶」だったのです。


人それぞれの進歩に合わせ、

忘却のベールを少しずつ剥がすと同時に、

かつてはひとつであった統合の時代「一元論」の楽園の世界を、

追われた先で新たに創造するという可能性を人間に託しました。


それは、

人間が神として存在する新たな試みであり、

全宇宙が見守る関心事でもあります。

神にとって道を外れるものを助けたい思いが湧きました。


けれども、

この試みに神が介入することは許されませんでした。


ですので神は、

人間が神に近づくためのヒントを3つ与えました。

それが、「鏡・諸刃の剣・勾玉」です。


  • 鏡は、「あなたの中に神がいる」ことを伝え、
  • 諸刃の剣は、「一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もある」という注意を促し、
  • 勾玉は、歩む道は 「魂の望む経験」にあり、すべてを楽しむことを伝えています。


かくして地上の楽園の創世記は始まり、

それを実現させるかは私たち次第と相成りました。


おしまい♪

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