地球の熱病 ①

むかし絵本を書いたとき、

アーユルヴェーダでお世話になった先生に、

「今後の活動に役立つかもしれないので、

今翻訳しているチャラカの章をあげよう。」

と頂いたことがあったんです。


チャラカというのは約5000年以上前に

聖仙によって記された古代インドの古典書なんですね。

今日はそれをもとに書いてみようと思います。



チャラカ・サンヒター第3巻3章

流行病(人々の間に蔓延する病気


尊者プナルヴァスは弟子であるアグニヴェーシャに言いました。

「アグニヴェーシャよ!

今、少しの異常が地球上を取り巻く環境に現れている。

この異常は、

いずれこの地上から効能のない薬(食物)が育ち、

それによって、

広範囲にわたり蔓延する病気が広がるに違いない。

したがってアグニヴェーシャよ!

その破壊の時が来る前に、

薬(食物)の効能が損なわれる前に、

それらを集め、保存し、

我々が施したいと望む者へ

きちんと処方できるよう集めなければならない。

そうすることが出来れば、

流行病を治療することは難しくない。」


アグニヴェーシャは、

尊者アートレーヤへ訪ねました。

「尊者よ!

薬(食物)は直ぐに集め、保存し、

適切な処方をされるでしょう。

しかし、

人の体質はそれぞれですが、

どのように

一斉に同じ病に冒されるのですか?」


尊者アートレーヤは言いました。

「アグニヴェーシャよ!

人の体質は様々であれ、

国を滅ぼすような病が現れる要因がある。

それは、

空気、水、場所、そして季節の悪化

である。」


これらの異常は有害である。

流行病によって国の滅亡を招いたとしても、

責任ある賢者によって考慮され、

医者が確実に適切な薬剤を投与するなら、

人はこの病を恐れる必要はない。

(7−8)


って、

ざっくりと途中まで書いてみました。

なんでこれが地球の熱病かというと、

地球の呼吸=空気、体液=水、場所=肉体、季節=体質が

病に冒されること=熱病

ということなんです。


確かに旅先で体調を崩す原因は、

空気、水、場所、季節(というか温度差?)が多いですね。


日々の生活でこれらの悪化が要因となり

体調不良に見舞われる前に、

環境保護について

見直さなくちゃダメなところまで来ちゃいました。


つづく

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