地球の熱病⑤

というわけで今日も

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地球の熱病②

地球の熱病③

地球の熱病④

に引き続き「地球の熱病⑤」をお届けします♪



チャラカ・サンヒター第3巻3章

流行病(人々の間に蔓延する病気)


アグニヴェーシャは聞いた。

「師よ!人間の寿命があらかじめ決まっていないとすれば、

どの人の死が運命づけられたものであり、

どの人がそうでないと言えるのでしょうか?」(37)


尊者アートレーヤは答えて言った。

「アグニヴェーシャよ!すべてのよい特性をもち、

よい道を進む車軸のついた車は、

通常の耐用期間の終焉を迎えた後で壊される。

同様に強い身体と健康的な養生法をもっている人の

身体内部の耐用期間は通常の期間(ユガに従って)の終焉に終わる。

これは「時宜にかなった死」とよばれる。


車軸と一体の車は、

重荷、でこぼこ道、道なき道の走行、

車輪の破損、

車両あるいは運転者の欠点、

ブレーキの破損、

油の不足あるいは事故を原因として

早期に壊れてしまうだろう。


同様に過剰な緊張がある場合、

その人自身の消化力を上回る食事、

不規則な食事、

不自然な姿勢をとること、

性行為に過度に溺れること、

邪悪な人々と一緒にいること、

生理的衝動が現れたときそれを抑圧すること、

抑えなければならない衝動を抑えないこと、

悪霊(や細菌)に苦しめられること、

毒、風と火、

怪我をすること、

避けるべき食事や薬の摂取によって

人の命はすぐに終焉を迎えるだろう。

これは、「早死」とよばれている。


熱病のような病気がきちんと治療されないとき、

それらも早死につながる。」(38)


アグニヴェーシャは問いかけた。

「おお尊師よ! 

病気の原因となる要因に従って治療が指示されるはずなのに、

なぜ医者は熱病で苦しんでいる患者に

冷水よりもお湯の飲用をすすめるのでしょうか? 」(39)


尊きアートレーヤは答えて言った。

「身体、病因、場、時、これらを診ながら、

医者は熱病で苦しんでいる患者にお湯の飲用をすすめる。

それは病気の原因である未消化物(老廃物)を消化させるためである。

熱のおおもとの場所はアーマーシャヤ(胃)である。

胃から生じるたいていの病気の治療には、

パーチャカ(未消化物を消化するための薬)、

催吐法、アパタルパナ(減量療法)が施される。

医者が熱病の患者にお湯をすすめるのはこのためである。

お湯を飲めば、

下向きのヴァータ(食物が胃から腸へと正常な消化過程を得ること)が順調になり、

消化力を活発にし、

消化しやすく(お湯自体が簡単に消化される)、

カパ(体内に滞った粘着性を帯びた老廃物、痰など)を乾燥させ、

少量飲んだだけでも喉の渇きを鎮める。

とはいえ

ピッタ(胃や腸などの炎症)の過剰な悪化、

灼熱感、めまい、うわごと、下痢、

そのような患者にお湯を与えるべきではない。

炎症に対する温性は灼熱感、めまい、うわごと、下痢を悪化させ、

冷性がこれを鎮静する。(40)


つづく

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